ファーストフード店の名前トリビア3種
世界のファーストフード店の名前にまつわる
ちょっとしたトリビアです。
今回も3選です。
マクドナルド
日本でもっとも有名で、みんな大好きマクドナルド。
多分ファーストフード嫌いな人でも一度は行ったことあるのでは?
超が付くほどの有名店。
そんなお店のイメージキャラクター。
言わずもがなドナルド=マクドナルドさんですね。
ただこれは日本での名前で、本国であるアメリカでは
日本ではロナウドの発音が難しく、社名であるマク『ドナルド』から
確かに名前を見ると、名前と苗字がドナルドですしね。
日本だと『清清子』さんみたいな感じでしょうか。
ちなみにマクドナルドはアメリカでの発音は、あえて日本語で書くと
ムクダナルズになり、オーストラリアでは
社名からして違ったりします。
漢字圏の中国でもロナウドという名前では呼ばれていないようです。
それぞれのお国柄に合わせて臨機応変に名前を変えるドナルドさんでした。
お次はこちら。
サーティワン=アイスクリーム
夏場の売れ行きが半端ない。
溶けるおいしさサーティワンアイスクリームです。
「サーティワンいこー!」
「サーティワンいいよねー」
というありがちなやり取り。
なんですが・・・
「バスキンロビンス行こうぜー」
「やっぱバスロビだよなー!」
というやり取りは聞いたことないのでは?
海外では当然社名である、バスキンロビンスと呼ばれています。
なぜ、日本ではサーティワンと呼ばれるのでしょうか?
これは日本法人がB-Rサーティワンアイスクリーム株式会社であるため。
そう、バスキンロビンスの社名だけではなく、ブランド名も社名として
取り入れたことによります。
特に日本では、上の写真のように『サーティワンアイスクリーム』の名前が
看板に入っていて、日本人のサガで
アルファベットよりもカタカナの方が目に入りサーティワンで普及しました。
このサーティワンが通じる国は中国やフィリピンなどで、
お隣韓国を含めほとんどの国ではバスキンロビンスと呼ばれています。
サーティワンの名前の由来は・・・
そんな知れ渡ったことを書くのもアレなので、別のトリビアでも。
バスキンロビンスの各国法人は、アイスクリームのフレーバーを
自由に開発してそれぞれの国ごと自由にメニューに加えることができるのですが・・・
好き勝手に置くことは許されず、必ずアメリカにある本社で
試食や審査を経て、合格すれば新フレーバーとしてメニューに加わります。
これにより、水準を一定以上に保っているようです。
いつでも美味しいアイスクリームを顧客に届ける。
この手間はこうした思いから行われています。
日本独自のフレーバー『大納言あずき』は許可が出るまでに苦労したとのこと。
KFC
KFCと書くとあれですが『ケンタッキーフライドチキン』と言えば
「あー」となるあれです。
アメリカではそのまま「ケー・エフ・シー」と呼ばれている・・・
ということではなく、
こちらのおじさんの方です。
道頓堀である意味有名な
カーネル=サンダース。
ケンタッキーおじさん、カーネルおじさんで有名なこの方ですが、
実際はそういう名前ではなく・・・
実名はHarland David Sanders.
ハーランド=デイヴィッド=サンダーズという名前です。
ここでうん?と思うところなんですが、
『カーネル』はどこから来たの?
このカーネルは英語で大佐というkernelから来ています。
州から与えられた『ケンタッキー・カーネル』という名誉称号になります。
サンダース大佐ですね。
ちなみに、サンダーズではなくサンダースと呼ばれているのは、
ドナルドのときと違い日本人的に読みやすいからではなく
サンダース・カフェというガソリンスタンドを営んでいたことによります。
このサンダースカフェ、ガソリンスタンドの一角にカフェエリアを持っていて、
そこの目玉商品が・・・何を隠そう今でも受け継がれている
『オリジナル・フライドチキン』でした。
1939年に初めて導入された圧力釜を使用し調理されたこのフライドチキンは
当時の製法と味付けを忠実に引き継がれ、
今でも私たちに提供され続けています。
今回は、世界のフランチャイズチェーンで
勘違いされていそうなことを3種取り上げてみました。
1つでもへぇ~と思って頂ければ幸いです。